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地域特集
左京区編

[左京区]
京都市左京区は、風光明媚で、多くの歴史遺産を抱える日本有数の観光地域です。
「大」の字の送り火で有名な大文字山のふもとには、日本画家・橋本関雪が30年の歳月をかけて創った白沙村荘があります。東山を借景として望む庭園は名勝指定されています。
白沙村荘から南へ伸びる遊歩道は、哲学者・西田幾多郎が好んで散策したことから、「哲学の道」と呼ばれています。春の桜、初夏の蛍、秋の紅葉と、四季とりどりの美しさで人々を魅了し、「日本の道百選」にも選ばれています。
「哲学の道」の横を流れる水は、琵琶湖疎水の支流です。東京遷都で人口が減少し、産業が衰退した京都を救うため、市予算の十数倍という膨大な費用を投じて工事を実施。この大事業の主任技師に選ばれたのが、当時21歳の田邉朔郎です。疎水には、水力発電や浄水場、インクラインなど、日本初となる技術が多く取り入れられ、日本で初めて電車も開業しました。
地質調査の技術者として、自ら土砂災害の復旧や土壌汚染に体を張った経験をもつ国本(くにもと)ともとし・京都府青年局次長は「一人の青年が京都を救う大事業を成し遂げました。私も青年らしく、安心・安全の京都づくりへ全力で挑戦します」と語っています。

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